基本情報
創業時(1982年) | 現在 | |
代表者 | 小川靖展 | 小川靖展 |
設立(創業) | 1982年 | ー |
本社 | 大阪市東淀川区東中島一丁目 | 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目8番39号 |
事業 | ・建築事務所 | ・賃貸マンションの企画開発 ・既存不動産の仕入・再生・売却 ・REITの運用 ・マンション、オフィスビルの保有と賃貸 ・ホテル運営 |
特徴
特徴1:不動産開発からファンド運用までを手掛ける総合不動産会社
サムティは自社の事業をキャピタルゲインビジネスとインカムゲインビジネスの2つの領域にカテゴライズしています。
キャピタルゲインビジネスとは不動産の開発や売買によって得る投資利益を収益源としたビジネスです。
不動産開発事業、不動産ソリューション事業、海外事業が含まれます。
インカムゲインビジネスとは保有資産から得る賃料やホテルの客室収入、各種マネジメントフィーなどを収益源としたビジネスです。
不動産賃貸事業、不動産管理事業、ホテル賃貸・運営事業が含まれます。
特徴2:収益の約半分、利益の約80%を稼ぐのが不動産開発事業
サムティは収益の約50%、利益の約80%がキャピタルゲインビジネスの不動産開発事業です。
不動産開発事業とはマンション・ホテル・オフィスの用地を取得し、デベロッパーとしてそれを建設し、テナントリーシングやそれ自体を売却する利益を生むビジネスです。

テナントリーシングとは、開発した物件をテナントに貸し出す代わりにテナント料をもらうビジネスです。
特徴3:株主への配当還元意識が強い
サムティは「株主への利益還元を重要課題」として認識していることを強く明記しています。ここ●年の減配はなく、年間配当90円を維持しながら、株主優待として自社ホテルの無料宿泊券を配布しています。

トピックス
展開1:今後はインカムゲインを増やす予定(収益構造の転換)
現状では不動産開発事業を主軸としたキャピタルゲインを主な収益源としています。がしかし、コロナによる課題として同社はホテルなどのインカムゲインの立ち上げを目指すようになりました。

展開2:オリックス・バファローズのスポンサー契約
2022年2月からオリックス・バファローズのスポンサー契約をしており、ユニフォームや京セラドームにスポンサードしています。
事業特性上、一般的な知名度が低いため、インカムゲインを高めるためにもスポーツへのスポンサードは必ずしも悪いこととは言えません。
さらに、2024年からは新NISAもはじまり新しい層が投資デビューすることも考えると知名度を上げておくのは良い手といえるでしょう。
コメント