資産形成:2024/7/20~7/26の所感

2024年

収益活動

全体傾向

日本市場のトピック

7/11(木)に日経平均最高値42,224円をピークに7/16週は下落。月末の日銀会合やFOMCのイベント前の手控えにより、7/22週は5営業日すべて下落となりました。

これで8営業日連続下落は2021年10月以来、約3年ぶりの出来事です。

日付始値高値安値終値前日比前日比%
24/07/1142,343.7242,426.7742,102.4642,224.02+392.03+0.9
24/07/1241,668.8641,754.7641,188.2941,190.68-1,033.34-2.4
24/07/1641,366.7941,520.0741,220.6541,275.08+84.40+0.2
24/07/1741,416.1841,466.4541,054.7241,097.69-177.39-0.4
24/07/1840,521.7140,587.6340,104.2240,126.35-971.34-2.4
24/07/1939,965.9140,212.9039,555.0539,773.15-290.64-0.7
24/07/2239,947.9539,973.2039,519.3939,599.00-464.79-1.2
24/07/2339,864.0939,927.8939,519.9139,594.39-4.61-0.0
24/07/2439,336.7439,643.2739,096.5039,154.85-439.54-1.1
24/07/2538,524.2038,557.7937,825.5837,869.51-1,285.343.3
24/07/2637,792.8738,105.9637,611.1937,667.41-202.10-0.5
日経平均

2週間で10%超の下落はなかなかのインパクトです

16日週はTOPIXの下げ幅はそれほどでもありませんでしたが、22日週はTOPIXも大幅下げ。市場全体で売られていることがわかりますね。

日付始値高値安値終値前日比前日比%
24/07/112,939.412,946.602,923.712,929.17+19.97+0.7
24/07/122,895.552,914.922,890.302,894.56-34.61-1.2
24/07/162,905.762,920.852,901.322,904.50+9.94+0.3
24/07/172,919.072,927.172,909.902,915.21+10.71+0.4
24/07/182,881.052,893.892,868.632,868.63-46.58-1.6
24/07/192,860.132,871.202,844.342,860.83-7.80-0.3
24/07/222,857.562,859.982,824.562,827.53-33.30-1.2
24/07/232,842.242,852.232,826.242,833.39+5.86+0.2
24/07/242,820.382,830.032,791.302,793.12-40.27-1.4
24/07/252,753.382,755.872,705.472,709.86-83.26-3.0
24/07/262,705.212,727.272,695.452,699.54-10.32-0.4
TOPIX

日銀7月利上げの報道が広まる

7月利上げの可能性は以前から報道されていましたが、22日週よりことさら大きくささやかれるようになりました。

リークのようにも見えますが、はてさてどうなんでしょうか。

利上げに関連する最近のトピックをまとめてみました。

  • 河野氏の円安発言
  • 茂木自民党幹事長の利上げ発言
  • トランプ氏のドル高是正発言
  • 米国GDP成長率とPCEデフレータの結果によって利下げ可能性高まる
  • 日本個人消費が下がる

米国市場のトピック

米国GDP成長率(速報値)|4-6月期

実質GDP成長率は前期比年率2.8%で、市場予想2.0%を大きく上回りました。また個人消費比率は前期比年率2.3%増でした。

インフレ率が低下をしながらも、個人消費が底堅く成長していることが米国経済のソフトランディングが意識される下支えになります。

次項のPCEデフレータの結果と合わせても9月利下げの可能性が高まっています。

PCEデフレータ

PCEデフレータとは個人消費支出(Personal Consumption Expenditure)のデフレータで、商品段階での物価上昇圧力を測る尺度として用いられます。

結果予想前回
総合(前年比)2.5%2.5%2.6%
総合(前月比)0.1%0.1%0.0%
コア(前年比)2.6%2.5%2.6%
コア(前月比)0.2%0.2%0.1%

ほぼ予想通りの結果であり利下げ期待に前向きに働きそうです。

他地域のトピック

なし


個別企業のトピック

日本製鉄|ポンぺオ氏を助言役として採用、中国語運会社を解消

トランプ前政権で国務長官を務めたポンペオ氏をアドバイザーに起用しました。USスチール買収に向けたものと発表されています。アメリカ大統領選を控えて買収が政治問題化してしまったので、それを解消するための手立てでしょう。

ニュース記事はこち

さらに世界の鉄鋼最大手の「中国宝武鋼鉄」の傘下にある「宝山鋼鉄」と2004年に合弁会社を設立し、自動車向け鋼板の製造販売をしてきましたが、契約満期のタイミングで事業撤退を決断。360億円で株式を宝山鉄工に売却することを決定したことを同じ週に発表しました。

中国国内のEV台頭により、日本メーカーの自動車は苦戦。これ以上の事業拡大は難しいと判断したようです。

鉄工業全体においては、中国の経済成長率は鈍化していることで中国国内の鉄が余り、海外へ廉価販売していることが問題視されています。

個人的な推測ですが、これらの経営判断はUSスチールの件はからんでいそうですね。鉄鋼は経済安保製品ともいえるわけで、トランプ氏が大統領になることを考えても手放すことで買収が有利に進められるという判断ではないでしょうか。

日立製作所|家庭用エアコン事業から撤退

日立製作所が家庭用エアコンからの生産撤退を表明しました。空調業界も事業再編が多い中、決断に至ったようです。

というのも日立製作所はもはや家電メーカーではなく社会インフラ企業です。実際に家庭用エアコンの収益占有率を見てみます。

日立製作所は3つの事業に分けています。

  • デジタルシステム&サービス(DSS) 25,986億円
  • グリーンエナジー&モビリティ(GEM)30,523億円
  • コネクティブインダストリーズ(CI) 30,579億円
    • 生活・エコシステム 3,738億円(この一部が家庭用エアコン)

家庭用エアコンは生活・エコシステムの一部のため詳しい金額は分かりませが、4%以下の占有率となります。

家庭用エアコン業界はダイキンや三菱電機と競争も激しいことも売却を決定した要因といえるでしょう。なお売却先はドイツのボッシュになります。

ニュース記事はこち

小林製薬|会長と社長が辞任

小林製薬は紅麴の医療問題に関して会長と社長が辞任する運びとなりました。

この辞任は朝のニュースで取り上げられたあと、小林製薬の公式サイトでそのような発表はないと公式に否定されました。

その後に公式サイトで発表という不可思議な流れです。

しかもその後に香港のヘッジファンドのオアシスが5.2%の株を持ち大量保有報告書が提出されたことを発表しました。

タイミング的にも全くおかしいことであり、辞任の件がリークされていたといっても間違いないでしょう。

株取引のルール変更へ。1株からかえるように

最低100株からしか買えない株取引のルールを1株から買えるようにすることを検討することを東証が発表しました。

2025年の3月までに方針を決定するとのことです。

個人投資家がより買いやすいようになるのでうれしい限りですね。企業側としては株主総会にコストがかかるようになるので、そのあたりのバランスをもった方針になると思います。

おそらく99株以下は議決権なしで配当資料の郵送もなし。という感じになることを予想しています。

ニュース記事はこち

トレード振り返り

7/22~7/26

約定ベースでは‐53,163円で終了。

最後の26日で‐85000円をたたき出してしまいました。要因は次の通りです

  • 前提として仕事が休みで1日デイトレができる環境だったこと
  • いつもの感覚で2-3時間先に株価はどうなっているかを想定して進めてしまったこと
  • 2-3時間のうちの株価の変動に慌ててしまい損切を重ねてしまったこと
  • 自分の混乱に気づけているにもかかわらずペースをつかめなかったこと

混乱を止められない。という感情はある意味新鮮で負けた甲斐があるという風にも思います。(負け惜しみ感たっぷりですが…)

確定損益
7/22(月)20,820円
7/23(火)27,660円
7/24(水)取引無
7/25(木)‐16,313円
7/26(金)‐85,330円
合計‐53,163円

特に自分の感情をコントロールできないというところはすごく重要。暴落の時ときにもこのような感情が押し寄せてくるんだろうなと思います。

積立投資の実績

買付数買付額配当金額
あすか製薬5株11,835円250円
円谷フィールズ5株7,840円200円

その他収益活動

ブログその1(ニッチなBPOサイト)

正直これからの展開悩み中です。あまり深入りしすぎると現業に支障が出そうなので。。。

ユーザー数ページビュー数イベント数
今週19 User23 PV109 event
前週比+8+12+53

ブログその2(部活サイト)

進捗なしです。

Twitter

インプレッション数エンゲージメント率
7/13~7/19388,300 imp0.8 %

いまよりも積極的にこうインプレッションのポストに対してリプライをしていこうと思います。

メルカリ

現在販売している商品一覧です。

カテゴリ商品売価原価(手数料など一式)利益額利益率販売状況
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今週は特になしですかね。

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